発達障害の子供と過ごすちょっとしたコツ.

発達障害の子供の特徴を知れば、子供と接するのがぐんと楽に。

がんばれ!は言ってはいけない?頑張ってるからココにいる

発達障害のお子さんに限らず

 

がんばれ!

 

という言葉は言わないほうがいいかも。

 

そんなふうに思う今日このごろ。

 

がんばれ!のかわりに、

 

○○がステキ!

 

この~~がいい感じ!

 

この間よりもすいぶん上手じゃん!

 

こんな声かけがよいと考える。

 

*****

 

児童施設には実にさまざまなお子さんがいる。

 

ある日、発達障害のCちゃんに

 

児童支援員がよりそっていた。

 

なにをするわけでもなく、施設内を歩いていたのだが

 

そのとき、児童支援員が言ったこと

 

「もう2年生だもんね!

 

Cちゃん、がんばって!」

 

・・・・・

 

Cちゃん、発達障害で精神的に幼く

 

いままで何度も泣いてきたし、うまくいかないこともたくさんだった。

 

Cちゃんにとっては、がんばっているからここに来られてる。

 

2年生になるからがんばって!

 

とか

 

~~だからがんばれ!

 

ってなんかムリ。

 

自分もムリ。

 

そりゃ、がんばれる子になら言ってもいいかもしれない。

 

でも、安易な「がんばれ」は

 

一体なにをがんばったらいいのかわからず

 

言われたほうが困る。

 

さいわい、Cちゃんは気にせずに受け流してくれた。

 

こんなとき、子供への言葉かけとして。

 

「この間の○○の絵、とってもステキだったね~

またかいてくれない?(かけるときでいいから)」

 

「Cちゃんの今日のTシャツ、かっこいいね!」

 

「○○(アニメ)のマンガって読んだことある?

どうだった?」

 

「がんばって」からはかけ離れた雑談の声かけになってるが、

 

要は安易な「がんばれ!」は言わないほうがよい、ということ。

 

 

以上。