発達障害の子供と過ごすちょっとしたコツ.

発達障害の子供の特徴を知れば、子供と接するのがぐんと楽に。

スキンシップばかりが支援じゃない~べたべたし過ぎはNG

こんな指導者がいる。

 

子供にべたべたし過ぎ

 

もちろん、自分のお子さんならいいが、児童施設では違う。

 

まして、このウィズコロナの時期だ。

 

なにをそんなにべたべたし過ぎる必要があるのだろう?

 

*****

 

わたしがみた女性の指導者の例。

 

児童施設内で、その指導者の前を子供が通りかかる。

 

すぐさま「○○ちゃん」と声をかけ、その子の体にべたべたと触る。

 

後ろから抱きすくめる。

 

両手をもってぶんぶんとさせる。

 

すべて同じ指導者の行為だ。

 

これが男性の指導者だったならどうだろう?

 

訴えられやしないだろうか?

 

この時代、過度なスキンシップは

 

わいせつ行為と指摘されてしまうかもしれない。

 

*****

 

もう40年以上前の話になるが、

 

筆者のご近所に学校の先生をやっている方(男性)が住んでいた。

 

この先生、とてもニコニコなさっていて気さくな方だった。

 

当時、小学生だった筆者が

 

近所を歩いていてその先生にお会いすると

 

「こんにちは!○○ちゃん!」

 

と近寄ってきて筆者の肩から腕をさわり、

 

そして手をぎゅっと握ってくる。

 

その先生にとっては「あいさつの一部」

 

まさに先生なりのスキンシップだったんだろうなと思う。

 

でも、当時の筆者は触れられた瞬間、体がザワザワとしたのを覚えている。

 

過度なスキンシップは考えものだ。

 

以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突き放してみる支援。子供へかける言葉のコツ

児童施設の中でやたらと指導者に甘えてくる子供。

 

そうしたお子さんを

 

突き放してみる支援

 

これが大事だと考える。

 

常に大人といっしょにいたいお子さんのケース。

 

そうした子供は、

 

指導者をがっちりとホールドしたがる(汗)

 

でも、指導者にはやるべき仕事がある。

 

「おしごとしてくるよ。

遊んでいてね」

 

子供へ声かけし、さっとその場を立ち去る。

 

また、

 

ほんとうに仕事がなくても、

 

あまりにも依存されすぎるな、

 

そう感じるときは、「仕事」と言ってお子さんから離れてみよう。

 

*****

 

特に小学校低学年の子は、自分の居場所がなくて

 

それが不安となり、常に指導者によってくる子が多い。

 

慣れるまではそうしたお子さんをつかず離れず支援する。

 

なかには、

 

指導者に依存し、異常な甘え方をしてくるお子さんも。

 

「いっしょに遊ぼう」

 

誘ってくれるのはうれしいが、

 

(仕事あるのにな~)

(こまったな)

 

と思うとき。

 

その子と少し遊んだら、

 

「ごめんね。おしごとの時間になっちゃった。

またこれで遊ぼうね!」

 

これでその場を離れる。

 

すぐにやらなきゃいけない仕事があったのに、

 

子供から遊びに誘われた時、

 

「ごめんね!

いまやらなきゃいけないお仕事あるんだ。

また、誘ってね」

 

これでその場を離れる。

 

時に子供を突き放してみる支援もだいじ。

 

もちろん、子供への気づかいの言葉を忘れずに。

 

以上。

 

 

 

 

 

 

 

突き放してみる支援。子供へかける言葉のコツ

児童施設の中でやたらと指導者に甘えてくる子供。

 

そうしたお子さんを

 

突き放してみる支援

 

これが大事だと考える。

 

常に大人といっしょにいたいお子さんのケース。

 

そうした子供は、

 

指導者をがっちりとホールドしたがる(汗)

 

でも、指導者にはやるべき仕事がある。

 

「おしごとしてくるよ。

遊んでいてね」

 

子供へ声かけし、さっとその場を立ち去る。

 

ほんとうに仕事がなくても、あまりにも依存されすぎるな、

 

そう感じるときは、「仕事」と言ってお子さんから離れてみよう。

 

*****

 

特に小学校低学年の子は、自分の居場所がなくて

 

それが不安となり、常に指導者によってくる子が多い。

 

慣れるまではそうしたお子さんをつかず離れず支援する。

 

新学期。

 

指導者に依存し、甘えてくる子供さんに

 

(こまったな)と思うとき。

 

「いっしょに遊ぼう」

 

誘ってくれるのはうれしいが、(仕事あるのにな~)

 

と思うとき。

 

その子と少し遊んだら、

 

「ごめんね。おしごとの時間になっちゃった。

またこれで遊ぼうね!」

 

これでその場を離れる。

 

すぐにやらなきゃいけない仕事があったのに、

 

子供から遊びに誘われた時、

 

「ごめんね!

いまやらなきゃいけないお仕事あるんだ。

また、誘ってね」

 

これでその場を離れる。

 

時に子供を突き放してみる支援もだいじ。

 

もちろん、子供への気づかいの言葉を忘れずに。

 

以上。

 

 

 

 

 

 

 

子供からアクションがないのに自分から声かけする?

児童施設では主に小学生のお子さんが過ごしている。

 

そんな中、

 

子供が楽しそうに遊んでいるとき、

 

危険なことや目に余る行動(お友達へのいじわるなど)が

 

なかったら、声かけはしなくていい。

 

*****

 

子供は自分たちで遊び、お友達と関わり、たくさんのことを学んでいく。

 

大人と関わることでも学ぶことはあるだろう。

 

でも、子供の遊びにわざわざ大人が口だしする必要はない。

 

もちろん、危険なことや悪い言葉を使っていたり

 

お友達に危害をくわえている。

 

そんなときは声をかける。

 

だけど、それ以外は何も言わなくていい。

 

「見守る支援」

 

この意味が5年前の自分には理解できなかった。

 

しかし、

 

児童支援の仕事をはじめたばかりの方には

 

なかなかわからないようだ。

 

そうした指導者のなかには、やたらとスキンシップをとる人もいる。

 

それもタブーだ。

 

子供とは適度な距離を保つ。

 

スキンシップをやたらとして、

 

子供の「人気」を集めようと思ってるのかわからないが

 

児童施設の子供と指導者は「親子」ではない。

 

たまに「手をつなぐ」くらいなら良い。

 

べたべたのスキンシップや常に話しかけている状態は

 

「指導」ではない。

 

 

以上。

 

 

 

 

「しょうがない」って言わないで。発達障害を「理解」しよう

発達障害のお子さんが日々の生活の中で

 

泣いたり、わがままを言ったり。

 

ときに暴れたり・・・

 

そんなとき、

 

「しょうがないですね」

 

という指導者がいる。

 

たしかに、「しょうがない」のかもしれない。

 

だけど、「しょうがない」と言わないでほしい。

 

その子供はまったく悪くないのだから。

 

発達障害は生まれつきの脳の特性。

 

しかたない、しょうがないという言葉は

 

誰にでも言ってはいけない言葉だ。

 

*****

 

児童施設で働く「指導員」の中には実にさまざまな方がいる。

 

「先生」を経験なさってきた方。

 

ほかの児童施設で働いてきた方。

 

まったく未経験の方。

 

そうした方のなかでも、

 

まったく発達障害のお子さんのことを理解していない方がいて・・・

 

その方、1年以上働いているけど、

 

発達障害のお子さんの特性をまだわかっていない。

 

「理解しよう」とも思わないようだ。

 

わかっていて彼らに接することと

 

わからないで接するのってまったく違ってくる。

 

児童施設で働いている方、ぜひ発達障害のお子さんについて

 

学んでみてほしい。

 

発達障害のお子さんに関する本を一冊読むだけで

 

だいぶわかってくると思う。

 

 

以上

 

 

 

 

がんばれ!は言ってはいけない?頑張ってるからココにいる

発達障害のお子さんに限らず

 

がんばれ!

 

という言葉は言わないほうがいいかも。

 

そんなふうに思う今日このごろ。

 

がんばれ!のかわりに、

 

○○がステキ!

 

この~~がいい感じ!

 

この間よりもすいぶん上手じゃん!

 

こんな声かけがよいと考える。

 

*****

 

児童施設には実にさまざまなお子さんがいる。

 

ある日、発達障害のCちゃんに

 

児童支援員がよりそっていた。

 

なにをするわけでもなく、施設内を歩いていたのだが

 

そのとき、児童支援員が言ったこと

 

「もう2年生だもんね!

 

Cちゃん、がんばって!」

 

・・・・・

 

Cちゃん、発達障害で精神的に幼く

 

いままで何度も泣いてきたし、うまくいかないこともたくさんだった。

 

Cちゃんにとっては、がんばっているからここに来られてる。

 

2年生になるからがんばって!

 

とか

 

~~だからがんばれ!

 

ってなんかムリ。

 

自分もムリ。

 

そりゃ、がんばれる子になら言ってもいいかもしれない。

 

でも、安易な「がんばれ」は

 

一体なにをがんばったらいいのかわからず

 

言われたほうが困る。

 

さいわい、Cちゃんは気にせずに受け流してくれた。

 

こんなとき、子供への言葉かけとして。

 

「この間の○○の絵、とってもステキだったね~

またかいてくれない?(かけるときでいいから)」

 

「Cちゃんの今日のTシャツ、かっこいいね!」

 

「○○(アニメ)のマンガって読んだことある?

どうだった?」

 

「がんばって」からはかけ離れた雑談の声かけになってるが、

 

要は安易な「がんばれ!」は言わないほうがよい、ということ。

 

 

以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

発達障害の子供を注意するとき<言ってはいけないこと>

発達障害のお子さんを注意するとき、

 

言ってはいけないこと。

 

それは、

 

押しつけの言葉

 

その子のプライドを傷つける言葉

 

その子の発達段階において無理なこと

 

まだ理解できないこと

 

これらは言ってはいけない

 

*****

筆者の働く児童施設。

 

発達障害のお子さん(B君、10才)が久しぶりに顔をみせた。

 

そのB君、普段も学校に行ったり行かなかったり。

 

おのずと周りのお友達とも距離感ができて、孤立することもしばしば。

 

そんなとき、B君 お友達に乱暴なことを言っちゃった。

 

ある指導者が

 

「お友達に対する言葉づかいじゃないでしょ!?

気をつけなさい!!」

 

・・・・・

その後、B君は激怒

 

部屋に立てこもり、悪態をついた。

 

はじめ、

指導者がB君になんと言ったのかわからなかった私たち。

 

「あのババア、ふざけるな!!」

 

B君の言葉から

 

(あぁ、B君には無理なことを

言われてしまったんだ・・・)

 

そう理解した。

 

*****

 

発達障害のお子さんに対して、声かけをするとき

 

頭ごなしに注意するのはタブー。

 

理由、訳を具体的にわかりやすく伝えるようにしたい。

 

B君のような事例だと、こんなふうにすれば良いかと。

 

B君はもともと言葉が乱暴なので、そこはひとまず置いておく。

 

「B君、どうしたの?なにか困ったことあった?」

 

B君が友達となにかあったとか、こうなってこうした、

 

と話してくれたら、それに対処する。

 

B君は精神的に幼いところがある。

 

ご両親はふだん忙しくて、なかなか接する機会が少ない。

 

激怒した後は、ずっとそばにいてフォローすることで

 

傷ついたB君のプライドも癒え、機嫌をなおした。

 

もちろん、もっとほかの対処法もあるかと。

 

以上。